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【合格体験記】ケアマネージャー試験に独学で一発合格した勉強方法まとめ

ケアマネ 独学 勉強方法
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「ケアマネの試験に独学で合格できるの?」

「ケアマネの試験に独学で一発合格する方法を知りたい」

ケアマネ試験を受けるなら一度は考える人も多い悩みです。

この記事では、ケアマネージャーの試験に独学で一発合格した私が実践した勉強法をご紹介していきます。

この記事を読むことで、あなたもスムーズに勉強を進めることができ、合格を手にする可能性が高まるでしょう。

ぜひ参考にしてください。

ケアマネージャーに独学で合格できる?

こちらの結論は、

できる

です。

そもそも、ケアマネージャーに独学で合格できるかと疑問に持ちますよね。

私もケアマネの勉強を始める前には、通信講座や短期講座などを受けるか迷いました。

でも、当時はグループホームで介護士として夜勤もある変則勤務で働いていて、講座を全て消化できる自信がなかったので独学することに決めました。

もし1回目で受からなかったら、2回目の時は通信講座などを考えたかもしれませんが、1回目で合格したので通信講座などは利用せずに終わりました。

ケアマネ試験は一夜漬けで合格できる?

ケアマネジャーの試験を一夜漬けで合格することは、難しいと感じています。

なぜなら、ケアマネの試験では勉強する分野が幅広く、それぞれの専門分野について知識をつける必要があるからです。

そして、それぞれの専門分野で、一定の正解率に達さないと合格できません。

介護の現場で介護、看護、栄養などいろんな職種の方と仕事をしていても、専門的なことはあまり良く知らない…ということもあるのではないでしょうか。

例えば、介護士として働いている場合には、看護や栄養の知識は深くないとか、栄養士として働いている場合には介護や看護の知識はちょっとしか知らないとか。

私も看護師さんや栄養士さんと一緒に働いていましたが、参考書や問題を見てみると、初めて聞くような言葉や知識がありました。

そういう人が一夜漬けで、自分の専門外の知識を身に着けるのは難しいのではないかと思います。

また、ケアマネジャーの試験は、“ひっかけ問題”があるんですよね。

だから、より正しい知識を身につけておく必要があります。

それに加えて、出題の仕方に慣れておいた方が、本番の試験ではよりスムーズに問題に取り組むことができます。

ケアマネジャーの試験を受けると決めたなら、専門分野の知識をつけるのと、問題の傾向を知るために早めに勉強に取り組むことをおすすめします。

独学でケアマネージャー試験に挑むメリットデメリット

ケアマネジャーの試験に独学で合格できると言っても、置かれている環境によって勉強がスムーズに進めらるかどうかは変わってきます。

ここでは、実際に独学で勉強してみて感じた、メリットとデメリットをご紹介します!

独学でケアマネジャーの試験に挑むメリット

自分のペースで勉強ができる

費用が安い

①自分のペースで勉強ができる

また、スクールやWeb講座は、日程が決まっているので、働きながら受講するのは難しいこともあります。

シフト制だったり、休みの希望を出せる日数が決まっていたりすると、なかなか受講できません。

その点、独学なら自分の空いた時間を使うことになるので、勤務形態や休みなどを考えなくても大丈夫ですね。

休みの希望日数か限られている職場もありますし、休み希望が多いと他の職員にも気を使いますからね。

独学ならその心配もありません。

②費用が安い

独学は短期スクールや通信講座に比べると、費用が安くすみます。

独学で使う費用は、参考書と問題集で10,000円〜20,000円。

それに対し、短期スクールは6万円前後、通信講座は3万円前後になります。

短期スクールや通信講座は参考書や問題集の他、添削や質問できる環境があったり、模試を受けられたりします。

高い講座を受けたからと言って、100%合格できるわけではないので、あなたの予算に合った方法を選んでください。

独学でケアマネジャーの試験に挑むデメリット

モチベーションが保てず、勉強が続かない

①モチベーションが保てず、勉強が続かない

ケアマネジャーの試験は、6月に応募をして10月下旬に試験本番を迎えます。

その間約4か月で、短く感じますよね。

でも、毎日勉強を続けると気が遠くなってきます。

勉強が進んでいないような感覚や不安、また、仕事の疲れやストレスなどから勉強への意欲が下がってきます。

特に、勉強期間中の夏は、暑くて集中力が途切れるし、勤務で疲れて勉強のやる気が起きないことが多かったです。

私も途中で投げ出したいと思うこともありました。

だけど、私の場合、モチベーションが下がった時には、

  • 過去問を解いて自分のレベルを知ることで少しでも成長を感じること
  • 当時の勤務状態を考える

ようにしていました。

そうすることでモチベーションアップにつなげていました!

当時の勤務状態は介護士で夜勤がある状態で「これが一生続くの嫌だ」「夜勤のないケアマネになりたい!」と強く考えることにしていました。

やっぱり変則勤務は体にこたえるし、一生は続けられないですからね。

だから、モチベーションが下がった時には、「どうしてケアマネになりたいと思ったのか?」と考えてみるのもおすすめです。

給料をアップしたい、今の勤務状態から抜け出したい、ステップアップしたいなどさまざまな理由があると思います。

勉強していると忘れがちになりますが、定期的に思い出してみてください。

介護の現場→現場、介護の現場→ケアマネへ職種転換する人は多いですが、ケアマネ→介護の現場へ戻る人は少ないです。

現在サービス事業者として、ケアマネと同じ職場で働く私の視点では、次のような理由が考えられます。

  • ケアマネは自分でスケジュールを考えて動きやすいので自由度がある(休みはカレンダー通りのことが多い)
  • サービス提供事業者から営業される、指示できる立場である(優位性がある)
  • 利用者のマネジメントを行うため頼られ感謝される存在である(時にはうまくいかないこともあるようですが)

あくまで私見ですが、今の介護の現場で人間関係や勤務状態では働きづらいならケアマネになることで解決するかもしれません。

 

②分からないことがあった時に誰にも聞けない

参考書を読んだり、問題を解いていると分からないことが出てくることがありますが、そういう時には、誰にも聞けずに1人で解決するしかありません。

ただ今は、インターネットで検索したり、職場で専門職の人に聞い足りできる環境があれば、積極的に活用するがおすすめです!

 

ケアマネージャー試験勉強を独学する費用

ケアマネジャーの試験勉強のメリットとして、「費用が安いこと」とお伝えしました。

では実際には、他の通信講座やスクールに比べてどのくらい安いのか費用の比較をしてみます。

独学

参考書代

問題集代

スクーリング

・ニチイ ケアマネジャー受験対策パーフェクトゼミ

受講期間:4か月

受講料:70,125円(税込)

受講例:6時間×4日間(週1回)10:00~17:00

備考:教材、全国統一模試付き

・資格の大原 受験対策ケアマネジャー合格コース

受講期間:6月~10月

受講料:80,000円(税込)~

回数:回

備考:別途入学金6,000円が必要

【通信講座】

・資格の大原 受験対策ケアマネジャー合格コース

受講期間:6月~10月

受講料:80,000円(税込)~Web

回数:

備考:別途入学金6,000円が必要

・三幸福祉カレッジ

コース名:筆記通信コース

受講料:36,300円

備考:教材費7,480円

・たのまな

コース名:ケアマネジャー合格講座 DVDコース

受講料:33,000円

備考:

・ユーキャン

コース名:ケアマネジャー講座

受講料:49,800円

備考:

スクールの通学講座、通信講座、独学にかかる費用を比較してみると、万単位で差があり、独学が圧倒的に安いです。

講座を利用すると、要点を押さえ効率的に勉強ができることや、お金をかけている分やる気になるというメリットがあります。

ですが、一方で、講座を消化することができずペースについていけなくなってしまうというデメリットもあります。

これまでの試験勉強経験や勉強できる時間を考えて、自分に合った勉強方法を選んでみましょう。

私は過去に社会福祉士に合格した時も独学だったので、独学でもできるかもしれないと思って独学を選びました。

 

ケアマネージャー試験独学はどのくらい勉強するの?

ケアマネジャーの試験を独学する時の勉強量は、1日2時間は確保したいところです。

働きながらその2時間をどう捻出するか?が問題ですよね。

私の場合には、次のように時間を取っていました!

・日勤の時→仕事が終わった後

・夜勤(17:30~)の時→夜勤前の午前中、夜勤中の休憩時間、夜勤明けに睡眠をとった後

・休日→出来る限りの時間を使う

日勤の時ならば、夜に余裕を持って取り組むことができますね。

でも、夜勤の時には、寝ないと勤務中につらいから、どのように時間を使うかとても悩みまました。

やっぱり眠い時に勉強しても、ぜんぜん頭に入ってこないし、集中力も途切れます。

なので、眠い時は寝る!起きて頭がさえた時に、すぐに勉強に取り組むようにしました。

頭がさえている空いた時間はほぼ勉強…

今考えてみても、とにかくケアマネの試験に申し込んでからは、仕事と勉強以外に何かをやった覚えがありません。

ただ、介護は体力勝負なので、休息して体力を回復することも考えつつ、しっかり勉強の時間を確保していくことが大事だなと思います。

また、勉強の時間に加えて、勉強する環境も大事だと思います。

家ではなかなか集中できないという人は、家以外の場所で勉強するのもおすすめです!

私の場合も、家ではテレビやベッド(すぐにゴロゴロしてします)の誘惑が多かったので、ダラダラしてしまうこともありました。

ですので、仕事の時には家で勉強していましたが、休日は勉強ができる図書館に行っていました。

図書館でも話し声など周りの雑音が気になることもありましたが、家にいるよりは集中できました!

図書館の他、カフェやファミレスなど勉強できるスペースがあるところを探してみてください。

 

ケアマネージャーに独学で合格するポイント

ケアマネの試験に取り組む時間や環境の他にも、ちょっとしたポイントを押さえておくだけで、合格の可能性をグッと高めることができます。

ここでは私がケアマネジャーの試験に独学で合格した時に感じた、「これをやっていて良かった!」というポイントをご紹介します!

早めに勉強に取り組む

ケアマネの試験は6月に受験申し込みをしますので、6月から勉強スタートするのが一般的かと思います。

が、6月から勉強をスタートしたら本番の10月まで合計5か月。

それまでまったく勉強していない状態から6月にいきなり勉強を始めるのは、遅いかなと感じます。

勉強を始めると、初めての聞く言葉や知識の理解にも時間がかかります、

ですので、できれば6月までに参考書を一通り読み終えておき、6月からは問題を解きながら理解を深めていくのがおすすめです。

また、参考書は法改正などにより毎年内容が変わるので、受験する年の参考書を買ってください。

参考書は少なめにそろえる

書店やインターネットで検索してみると、ケアマネジャー試験の参考書や問題集がたくさんあります。

が、手持ちの参考書は1冊にしておきましょう。

なぜなら、勉強中複数の参考書に目移りして、知識の理解にムラがでてくるからです。

少数精鋭で1冊の参考書を丸覚えする気持ちで取り組んでください。

 

毎日コツコツ取り組む

1日休んだら、次の日も、また次の日も休んで、勉強しなくなるかもしれません。

私も勉強を始めた最初の頃は、「今日はいいか」と思ったり、疲れて気力がなくなった時もありました。

ですが、気持ちを改め、時間がない日や疲れた日でも過去問を一問でも解いたり、隙間時間に一問一答をやってみたり…何かしらケアマネージャーの試験勉強に関わっていました

そうすることで、勉強することが習慣になりますし、分からない問題があったらそのまま勉強することもありました。

試験勉強をする上ではこれができないから、悩む人も多いと思いますが、毎日少しでも関わってみてくださいね。

でももし自分で毎日コツコツできないと感じるならば、短期スクールや通信講座の方が勉強に取り組みやすいかもしれません。

5月6月の早い段階で自分の勉強への取り組み方が分かってきたら、独学に限らず自分に合った勉強方法を考えてみてください

 

ケアマネージャーに独学で合格する進め方

ケアマネジャーの試験に独学で合格するためには、勉強を計画的に進めていくことが大事です。

何も目標を持たずにやみくもに進めると、途中でモチベーションが下がってしまう可能性も高いです。

ここでは、私も実際に行った、ケアマネージャーの試験に独学で合格する進め方をご紹介していきます!

スタート~7月:基礎知識や用語を覚える

目標:参考書を一通り読んでしまい、専門知識や用語を大まかに知る

ケアマネの試験の応募をした6月に勉強を始めたとしても、7月末までは約1か月半あります。

ケアマネージャーの試験の分野は、大きく「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分や」に分かれていて、その中でもさらに細かく分けられています。

介護支援分野

保健医療福祉サービス分野(基礎)

保健医療福祉サービス分野(総合)

保健医療福祉サービス分野(福祉サービスの知識等)

この全ての知識を身につける必要があるので、1週間で1分野で分けて覚えていくと、スケジュール通りに終わります。

もちろん、6月より早く勉強をスタートすれば、余裕を持って覚えることができるので、ケアマネージャーの試験を受けると決めたら、すぐに始めちゃいましょう。

テキストで大事なところはマーカーでなぞったり、付箋をつけておくと後で見直した時に分かりやすいです。

また、ノートにもまとめておくと、さらに理解できますよ!

ノートは職場や外出先でも読めるように、A5サイズのものが使いやすかったです。

ここで一言一句、全ての知識をつけるのは難しいと思います。

問題を解きながら、分からないところを確かめていきますので、最低限どこに何が書いてあるのかを把握しておくことをおすすめします。

 

8月~10月:過去問と問題集を解く

目標:過去問にすべて正解するようになる

ケアマネの試験の合格の目安は、「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」で正答率70%とされていますが、これは毎年の試験によって変動します。

100%の正答率は理想ですが、できるだけ100%に近づけるようにしたいところです。

そのために、

1、過去問5年分、問題集を解く

2,間違ったところは参考書で調べ直して、もう一度解く

3,正解でも間違っても3度以上は解く

いくらテキストで勉強していても、いざ問題を解くと間違ってしまいます。

私もほぼ自信を無くすレベルで間違っていました。

ですが間違ったところは、解説や参考書で必ず調べて、理解するようにし、次は間違わないようにきをつけていました。

また、ケアマネの試験では、ひっかけ問題もあります。

どういう問題がひっかけ問題になりやすいかも、問題をとくことで分かってきますので、数年分の問題や予想問題を解くことをおすすめします。

あと、問題集や予想問題の他に、私は一問一答の問題集も使っていました。

ポケットサイズの問題集だったので、どこに行くにも持って行って、隙間時間に解いていましたよ。

パッと開いたページに載っている問題を解くという使い方をしていました。

一問一答は、私の中ではかなり使えて、問題を早く解けるようになる練習になったと思います。

 

まとめ

今回は、毎年10月に行われるケアマネジャーの試験に独学で合格するために知っておきたいポイントやスケジュールをご紹介しました。

毎日コツコツ勉強を積み重ねていけば、独学でも合格することができます!

介護士として日々利用者さんに接していたり、働きながら勉強するのは大変かもしれませんが、頑張っていきましょう!

あなたの合格を心から願っています。